2011年10月9日日曜日

GET LOUD / ゲット・ラウド

 先日、映画を観てきました。

 『ゲット・ラウド(It Might Get Loud)』という、三人のギターリスト、Jimmy Page(ジミー・ペイジ/Yard Birds, Led Zeppelin)、The Edge(ジ・エッジ/U2)、Jack White(ジャック・ホワイト/The White Stripes)が一夜限りのセッションを行う為に集結する、というドキュメンタリー映画です。

 それぞれの、屈託のないギター少年だったころの姿や、ただ一人の音楽好きとしての一面、新しい音楽を生み出していこうと模索してきた過程、妥協を許さない音へのこだわり、等々が丁寧に描かれています。

 二人を負かしてやろうと意気込んでいたジャック・ホワイトが、ジミー・ペイジが目の前で奏でる往年のロック・クラッシックス、"Whole Lotta Love" を聴いている時の表情は、なんともいえないものがありました。

 映画のラスト、セッションの時に、いったいどんな曲を三人で演奏するのだろう? エレキギターでゴリゴリのギターバトルを繰り広げるのか、と思いきや、アコースティックギターで歌い、奏でるのは、なんと The Band の"The Weight" でした。三人とも、演奏すること自体を楽しんでいる様子で、その場があたたかな空気に包まれているのがわかりました。



 また、ラウドである(get loud)、というのは、決して音が大きければ良いのではない、ただうるさければいいのではない、ということもわかりました。

 ラウドである、というのは音の大きさではなく、態度、姿勢、のことなのだな、と。

 誰のものでもない、自分のスタイルを貫こうとする姿のことなのだ、と。



 私自身も、仕事で音楽に携わるものとして、また、自ら演奏活動をする端くれとして、非常に考えさせられるものがありました。

 人がどうであろうと、人がなんと言おうと、自分のやりたいことを遣り通していく、それがロックであり、そうした姿に人は魅了されるだろう、と。



 また、それぞれ、年齢も違い、活躍してきた年代も違い、バンドも違う、けれども、ギターを通じて音楽を繋いでいく家族のようなものだ、という言葉が印象に残りました。

 自分のやりたいことを貫きながらも、同じ音楽を志す仲間として、時に協力し合い、お互いを思いやりながら、ともに切磋琢磨していこう、という姿勢が大切なのだな、と。難しいことですが。。。



 というわけで、最後に、わたくしがやらせていただいているバンド関連の告知をさせていただき、今日はこの辺で。。



 bye.





●10月10日(月・祝) @ Club Asia, 渋谷

 この日は、バンドとしてでなく、わたくし個人でセッションに参加させていただきます!

 昼間です!


●10月29日(土) @ 代々木公園野外ステージ, 渋谷

 29日、30日と二日間に渡って開催されるアンタル・フェスティバルの一日目に出演させていただきます!

 我々 "butterfly effect" の出演時間は、11:45~です!



---

◎ 動画など...

[YouTube]:
★9/24 のライヴ動画

 ☆オススメ☆
 Sinte Session feat. KAKKA

 ディジュリドゥをフィーチャーした、めっちゃトランシーなアレンジ♪

 途中、SAYAがアフリカンダンスを披露しています♪(暗くてあまりよくわからないと思いますが。。)


[U-Stream]:
★8/10 のライヴ動画

 1. Fefo 1:00-
 2. Abondan 4:22-
 3. Kuku 10:12-
 4. Session 17:15-
 5. Balakulandjan 30:15-
 6. Sinte 38:05-

[MySpace]:



◎ butterfly effect(バタフライ エフェクト)

2010年7月、nao の呼びかけにより結成。

西アフリカの民族打楽器“ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)”と“ドゥンドゥン”による、現地トラディショナル楽曲をベースとした演奏活動を行う。

結成当時からジェンベユニットでは珍しい女性を中心とした編成。西アフリカで受け継がれ、生活に根付いた躍動感あふれるリズムをベースに、女性ならではの優雅さ、華やかさ、妖艶さ、そして、日本人ならではの美意識…等々を織り交ぜた独自の表現を目指す。

2010年8月、市川アルマナックハウスでデビューライヴを行い、以降月に1~2回のペースで、都内、千葉県などで定期的にライヴを行っている。

他、イベントサポート、セッションへの参加も行う。



◎ "butterfly effect" の意味

「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。」

「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」――カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能、ということの詩的表現。



◎ butterfly effect コミュニティ
 2011年9, 10月のライヴ予定



◎ Facebook ページ、はじめました!



 ※わたくしの個人的な Facebook ページは、

2011年9月20日火曜日

お知らせ

カトウです。

突然ですが、入籍しました。

というのは冗談として。。。

(知人・友人が、デス!)



えっと、急きょライヴをやらせていただくことになりました。


●9/21(水) @ La mama, 渋谷
http://lamama.net/

『UNDER THE PRIMERA』
ファフロフツキーズ/不思議軍/Bummer Struck/and more

OPEN/START 18:30/19:00
ADV/DOOR ¥2300+D/¥2800+D

こちら、バンドではなく、わたくし個人で、"不思議軍"さんのセッションに参加させていただきます。
出演予定時間は、21時~。

詳細は、"不思議軍"さまのブログにて:
http://fushigigun.com/?p=117


はじめて参加させていただくセッションで、
どんなライヴになるのか、非常に楽しみです。



●9/24(土) @ BAR SAZANAMI, 渋谷道玄坂
http://barsazanami.com/

[ヘルス センター]

ソウル、ロック、ジャズなどを主軸としたファンキーかつグルーヴィーかつメロウな音楽をかけるラウンジイベントにて
パーカッションバンド "butterfly effect" がライヴをやらせていただけることになりました。

アツい演奏をお届けいたします!!

※出演予定時間、現在未定。(18時以降)


詳細は、mixi コミュニティ[ヘルス センター]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=545395




一度、足を運んでみてくださいませんか?



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◎ butterfly effect(バタフライ エフェクト)

2010年7月、nao の呼びかけにより結成。

西アフリカの民族打楽器“ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)”と“ドゥンドゥン”による、現地トラディショナル楽曲をベースとした演奏活動を行う。

結成当時からジェンベユニットでは珍しい女性を中心とした編成。西アフリカで受け継がれ、生活に根付いた躍動感あふれるリズムをベースに、女性ならではの優雅さ、華やかさ、妖艶さ、そして、日本人ならではの美意識…等々を織り交ぜた独自の表現を目指す。

2010年8月、市川アルマナックハウスでデビューライヴを行い、以降月に1~2回のペースで、都内、千葉県などで定期的にライヴを行っている。

他、イベントサポート、セッションへの参加も行う。



◎ "butterfly effect" の意味

「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。」

「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」――カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能、ということの詩的表現。



◎ 動画など...

[U-Stream]:
★8/10 のライヴ動画
 http://www.ustream.tv/recorded/16573600

 1. Fefo 1:00-
 2. Abondan 4:22-
 3. Kuku 10:12-
 4. Session 17:15-
 5. Balakulandjan 30:15-
 6. Sinte 38:05-

[YouTube]:
★8/13 のライヴ動画
 http://www.youtube.com/user/bluescat7 の「お気に入り(Favorite)」より

[MySpace]:
 http://www.myspace.com/bluescat7



◎ butterfly effect コミュニティ
 2011年9, 10月のライヴ予定
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=64656213&comm_id=5218299



◎ Facebook ページ、はじめました!
 http://www.facebook.com/home.php#!/pages/butterfly-effect/231828840166876



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2011年9月6日火曜日

You Don't Remember, I Won't Forget

 前回の日記で、


 この世には何一つ自分のものと呼べるものはない、という考え方がある、と書きましたが。


 モノへの執着を捨てなさい、ガツガツするな、というのが、この考え方の本質なのかな、と思います。

 『お借りしている』モノへの執着を捨てると、穏やかな心でいられる、ということなのかな、と。

 でも、執着、というか、こだわりがないのもどうなのかなという気もします。

 一歩間違えると執着となってしまう、こだわりというのは、微妙な匙加減なのかもしれません。



 昔、コマーシヤルか何かで、

 「プライドを持つこと、プライドを捨てること、どちらも大切なんだ」

 ……みたいなこと言っているの、ありましたっけ?

 古くてスミマセンここ何年もテレビを観ていないもので。。(ちなみにまだチデジカしてません)



 てな具合で、
 
 「こだわりを持つこと、こだわりを捨てること、どちらも大切」

 って感じですかね。

 持つべきところは持つ、棄て去るべきところは棄てる、双方ともに、バランスよくいけるのが理想なのかもしれません。





 ところで、先日、夢を見ました。

 失くした、と思っていた、お気に入りのモノたちが、ずっと着てなかった服のポケットから出てくる、という夢です。

 ものすごくなつかしく、うれしい気持ちになりました。



 と、同時に、なぜか拍子抜けしたような。

 失くしたわけではなくて、単に、忘れていただけなんだ。と。



 失うわけじゃない、忘れるだけなんだ。

















 B.G.M:
 Cee Lo Green - ‘Forget You’













*****


 なんとなく近況報告などしてみます。

 8月は、わたくしが在籍しているパーカッショングループ "butterfly effect" のライヴを2回やらせていただきました。ちょうどグループ結成から1周年で、集大成的なライヴ&新しい試みに挑戦するライヴとなったのでは? という感じです。

 ライヴに参加してくださったかた、ライヴにお越しくださったかた、本当にありがとうございました。



 また、先週、9月3日(土)には、バンドとは別で、とあるイベントでも太鼓を叩かせていただきました。

 わたくし、普段は、ジェンベという手で叩く太鼓を叩いているのですが、この時は、ジェンベに合わせる楽器で重要なアンサンブルの一部になる太鼓のひとつ、ケンケニという楽器を担当させていただきました。苦手意識があって、自分からはあまりすすんでやらない楽器でしたが、やり込んでみると楽しいものですね。

 また、アフリカンのリズムへの理解度がほんの少しだけ深まったような気がします。

 恐らく、なのですけれど、『やらされる』というのですかね、それだとちょっと語弊があるので言い換えると、『自分の意志が働かないところの物事』、というのでしょうか、そういったものが時には重要なのだな、と思いました。

 自分のやりたいことだけを、やりたい時に、やりたいようにやっているだけでは、成長しないのでは、と。


  なぜ今これをやっているのだろう?

  なぜこれをやらなければいけないのだろう?

  これができることによってどんなことが起こるのだろう?

  どうすればできるようになるのだろう?

  どうすればもっと良くなるのだろう?


 そういう意識があると、自分なりに工夫するようになるのでは? 自分で勝手に設定した自分のレベルや枠を超えることができるのでは?

 自分の中の妙な執着を捨てることによって得られることがあるのでは?

 などと思ったりしました。



 さてさて。

 今週末はバンドのほうのライヴがあります。こぢんまりとして、アットホームなお店でのライヴです。もしご興味あれば、ぜひ。






*****


●ジェンベユニット "butterfly effect" のライヴ情報:


 わたくしが参加しているジェンベ ユニット "butterfly effect" のライヴ情報をお知らせいたします。

---

■2011.9.10 Sat. @ antaru cafe(アンタルカフェ), 阿佐ヶ谷
 http://www.antaru.net/antaru_cafe_8/

 "African Party"
 
 OPEN: 19:00
 CHARGE: \2,000(FOOD & 1DRINK 付き)
 
 ガーナ料理のビュッフェと 1ドリンク付き、そして、アフリカンの生演奏が聴けるパーティとなっています。

 我々の出番は20時ころの予定。


■2011.10.29, 30 @ antaru festival(アンタル・フェスティバル), 代々木公園
 http://www.antaru.net/

 代々木公園での野外フェスです。

 詳細は分かり次第お知らせいたします。



◎ butterfly effect(バタフライ エフェクト)

2010年7月、nao の呼びかけにより結成。

西アフリカの民族打楽器“ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)”と“ドゥンドゥン”による、現地トラディショナル楽曲をベースとした演奏活動を行う。

結成当時からジェンベユニットでは珍しい女性を中心とした編成。西アフリカで受け継がれ、生活に根付いた躍動感あふれるリズムをベースに、女性ならではの優雅さ、華やかさ、妖艶さ、そして、日本人ならではの美意識…等々を織り交ぜた独自の表現を目指す。

2010年8月、市川アルマナックハウスでデビューライヴを行い、以降月に1~2回のペースで、都内、千葉県などで定期的にライヴを行っている。

他、イベントサポート、セッションへの参加も行う。



◎ "butterfly effect" の意味

「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。」

「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」――カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能、ということの詩的表現。



◎ 動画など...

[U-Stream]:
★8/10 のライヴ動画
 http://www.ustream.tv/recorded/16573600

 1. Fefo 1:00-
 2. Abondan 4:22-
 3. Kuku 10:12-
 4. Session 17:15-
 5. Balakulandjan 30:15-
 6. Sinte 38:05-

[YouTube]:
★8/13 のライヴ動画
 http://www.youtube.com/user/bluescat7 の「お気に入り(Favorite)」より

[MySpace]:
 http://www.myspace.com/bluescat7



◎ butterfly effect コミュニティ
 2011年9, 10月のライヴ予定
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=64656213&comm_id=5218299



◎ Facebook ページ、はじめました!
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2011年8月8日月曜日

Borrowed, Never Owned / すべて借り物

 先日、ミュージシャンの知人のライヴを観に行きました。

 途中、MCというんですかね、演奏の合間にしゃべっている時に、


「時々、自分の身体が自分のものでないような気がする」


 というようなことを言っていまして。


「自分の身体であって、自分だけのものでない、まるで世界の一部のような、空間の一部のような気がすることがある」


 と。

 非常にイマジネイションを掻き立てられるような、インスピレイションが湧いてきそうな MC でした。

 彼の歌も、いろんな感覚が刺戟されるような歌ばかりなので、ぜひいろんな人に聴いていただきたいな、なんて思っているのですが。。



 さて、先ほどの彼の MC を聞いて、私は、ブッダが説いたという言葉を、思い出しました。わたくし、無神論、無宗派、無宗教の人間、なのですけれども、たまたま聞いたことのある、とある言葉です。





  この世には、なに一つ自分のものと呼べるようなものはない。

  お金や家、恋人、配偶者や子供も、「自分のもの」など何もなく、死ぬ時には全て置いていかなくてはいけない。

  自身の肉体でさえ例外ではなく、すべては「天からの借り物」なのである。





 というような内容だったと思います。ちょっと違っている部分もあるかも?

 お母さんのお腹の中にいる時から、借り物ぐらし。生まれてからも、死ぬる時まで、ずっと借り物ぐらし。一生をかけて、借りを返し続けていくのだ、そうです。



 もしかすると、知人が時々感じるという、「自分のものであって、自分のものでないような」感覚は、このブッダの教えと近い、「借り物であるかのような」無意識の感覚なのではないか、などと、考えました。

 そして、お借りしているものだからこそ、住まわせていただいている世界だからこそ、慈しみの心で接するべきなのかな~、なんて。



 自身の一部としての世界。あるいは、世界の一部としての自分。



 お借りしている自分の肉体を、自分自身を、愛するこころ、自身を慈しむ気持ちを持つべきなのかな、と。

 震災以降、そんなふうに思う気持ちが少しずつ、大きくなってきました。

 なかなか難しいですが。



 ではでは。

 最後に、わたくしが「やらせていただいている」バンド、――わたくしが言いだしっぺで始めたバンドですけれども、決して私のものではない、私だけのものではないバンド――のライヴ告知をさせていただき、今日はこのへんで。。



 bye





*****


●ジェンベユニット "butterfly effect" のライヴ情報:


 わたくしが参加しているジェンベ ユニット "butterfly effect" のライヴ情報をお知らせいたします。


★[butterfly effect コミュニティ]:
 2011年8月のライヴ予定
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=63301939&comm_id=5218299

★6/10 のライヴ動画アップしました!
 http://www.youtube.com/user/bluescat7

★Facebook ページ、はじめました!
http://www.facebook.com/home.php#!/pages/butterfly-effect/231828840166876

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■2011.8.11 Thu. 19:00~ @ Live Cafe 弁天, 新中野
 http://www.benten55.com/top.htm

『Geranium Zonal』

<出演>
butterfly effect
VoiceMeBassT
多歌子

OPEN -19:00
START -19:45
CHARGE -1500 + 1D

我々の出番は、トリ! 21:25くらいからです!

この日は、スペシャルゲストで、ブラジルから帰ってきた青年が登場します!



■2011.8.13 Sat. @ 月, 船橋

“Performance in ALMANACHOUSE @ 月”
 http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/

OPEN -17:00
START -17:30
CHARGE -1000

無国籍料理 月 HOUSE OF BLUES
http://www.blues-tsuki.com/
〒273-0865 千葉県船橋市夏見1-10-31
TEL&FAX:047-424-0706


より詳しい情報は、
mixi アルマナックハウス コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=184322
にて。

我々の出番は、17:40~、18:50~、の2回!

この日は、いつものバタフライとは少し違うメンバーでお届けします。

また、スペシャルゲストで、ディジュリドゥ吹きの閣下さん、ブラジルから帰ってきた青年が登場します!





※時間はあくまで予定です。
 余裕を持ってお越しいただけますとさいわいです。



◎ butterfly effect(バタフライ エフェクト)

2010年7月、nao の呼びかけにより結成。

西アフリカの民族打楽器“ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)”と“ドゥンドゥン”による、現地トラディショナル楽曲をベースとした演奏活動を行う。

結成当時からジェンベユニットでは珍しい女性を中心とした編成。西アフリカで受け継がれ、生活に根付いた躍動感あふれるリズムをベースに、女性ならではの優雅さ、華やかさ、妖艶さ、そして、日本人ならではの美意識…等々を織り交ぜた独自の表現を目指す。

2010年8月、市川アルマナックハウスでデビューライヴを行い、以降月に1~2回のペースで、都内、千葉県などで定期的にライヴを行っている。

他、イベントサポート、セッションへの参加も行う。



◎ "butterfly effect" の意味

「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。」

「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」――カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能、ということの詩的表現。



◎ 動画など...

[MySpace]:
http://www.myspace.com/bluescat7

[YouTube]:
http://www.youtube.com/user/bluescat7 ★6/10 のライヴ動画アップしました!



◎ Facebook ページ、はじめました!

http://www.facebook.com/home.php#!/pages/butterfly-effect/231828840166876



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2011年6月25日土曜日

Sense of Wonder / 目を見はる感覚

 あたりまえだった日常があたりまえでなくなって、百日余り。あたりまえでなかったはずなのに、それがつづけば、だんだんあたりまえになっていったりも、するのでしょうか?



 さて。



 先日、旧い知人とその子どもに会いに行きました。しばらくぶりに会って、子どものあまりの成長ぶりにビックリし、相手からは「だれ?このひと?」という感じで訝(いぶか)しがられ、二重にショックを受けました。

 数年前に会った時は私のことを「おねーたん」と呼び、抱っこしたまま膝の上で寝ていたりしてたのですけどね。。

 関東の、とある海沿いの地域に住む知人でしたが、今回の震災の為、引っ越しを余儀なくされ、現在は内陸部に住んでいます。

 新居近くの山へピクニックに行って、あまり見慣れていないらしき山のものたちに興味津々な子どもの様子を眺めながら、のんびり過ごしておりました。

 そんな中で、ふと、ある本のことを思い出しました。




 レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』です。




 レイチェル・カーソンといえば、DDTなどの農薬(化学物質)による環境汚染問題にいち早く警鐘を鳴らしたとされる『沈黙の春』が有名かと思いますが。

 『沈黙の春』執筆中に癌の宣告を受け、余命わずかなレイチェル・カーソンが最後に遺した『センス・オブ・ワンダー』は、写真を含め、全60ページほどの掌編ですが、幼い甥のロジャーとともに体験した自然の美しさを、詩的な文章で綴った作品となっています。

 タイトルにもある"センス・オブ・ワンダー(Sense of Wonder)"とは、レイチェル・カーソン自身の言葉によると、誰でも幼いころに持っている「神秘さや不思議さに目を見はる感性」のことだそうです。




 「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になる前に澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。」




 この感性=センス・オブ・ワンダーは、「やがて大人になるとやってくる怠慢と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になる」といいます。

 つまらない、とは若干オーバーな表現かとも思われますが、はっとさせられる一文でした。





 わたし(たち)はおとなになって、何を得て、何を失ったのだろう? などと考えることがあります。神秘的な物事を不思議がる感覚、人を超えた力を畏敬するこころ……。




 今回の震災で、個人的には、自分の"センス・オブ・ワンダー"が問われたような気がしています。

 自然の力を甘く見ていたのではないか、何か過信していたことがあったのではないか、等々。

 いろんな意味で感覚が、感情が、鈍っていくような、鈍らされていくような、そんな気持ちがずっとしていました。

 "澄み切った"感覚を失ってしまったのですかねえ。

 もしも、失ってしまったらしき"センス・オブ・ワンダー"を取り戻せるなら……。




 レイチェル・カーソンはいいます。それは、とても簡単だと。


 「「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。」


 世の中の神秘を"感じる"だけでよい、そこに"知識"は必要ない、と。




 "感じる"ことで、「内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。」




 いろいろなものを感じて、"世の中に目を見はる感覚"、をほんの少しでも取り戻せたら良いなと思う梅雨のある日でした。




 そして、(将来の)自分の子どもと、神秘を一緒に感じ、「子どもが知りたがるような道を切りひらいて」やれたら、「生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー…神秘さや不思議さに目を見はる感性」」を持ち続けてもらえたら、いいなと思うのです。

 ――その為には、かけがえのない地球の豊かな自然、美しい環境が必要なのかな、とも。












*****


 レイチェル・カーソンの『沈黙の春』は、綿密な調査に基づいた冷静(かつ文学的)な論文ですが、出版された当初は、農薬会社から農薬をやめたら害虫が大発生する、DDTやBHCが人体に害のないことは証明ずみである、と批判されたそうです。

 なかには、「根拠のない妄想」とか「独身女のヒステリー」といった心ない言葉による誹謗中傷もあったとか。

 「カーソンは私たちを恐怖に陥れようとしている。そして、それは概ね成功している」という書評も。

 農薬が土壌中に長く残ること、それがしだいに人体に蓄積されること、生物の薬剤抵抗性や野生生物の個体数調節の仕組みなどが人々の常識になるのには時間が必要で、本の出版後、だいぶたってからだった、そうです。



 ……なんか、似てますね? さいきんのできごとと。















*****


●ジェンベユニット "butterfly effect" のライヴ情報:


 わたくしが参加しているジェンベ ユニット "butterfly effect" のライヴ情報をお知らせいたします。


★[butterfly effect コミュニティ]:
 2011年8月のライヴ予定
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=63301939&comm_id=5218299

★6/10 のライヴ動画アップしました!
 http://www.youtube.com/user/bluescat7


---

■2011.7.2 Sat. @ アルマナックハウス, 市川

 <出演>
 ヤマザキヤマト
 CERCLE
 butterfly effect
 他

 この日は特別企画で、4組中3組が打楽器ユニットというタイコ祭りです。
 打楽器好きのかた、ご興味あるかた、ぜひに~。

 ・ヤマザキヤマト … パーカッション奏者。独自の世界観を持つ太鼓の"叩き語り"。
 ・CERCLE … ジェンベ + 津軽三味線という異なる国の民族楽器による、アツい演奏。

 OPEN: 18:30
 START: 19:30
 CHARGE: \1,200

 〒272-0035
 千葉県市川市新田5-5-27田中ビル2F
 TEL:047-323-7271
 http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/



■2011.8.11 Thu. 19:00~ @ Live Cafe 弁天, 新中野
 http://www.benten55.com/top.htm



■2011.8.13 Sat. @ 月, 船橋

 "Performance in ALMANAC HOUSE @ 月"
 http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/

 w/ 西山正規、引田明宏 ... and more



※時間はあくまで予定です。
 余裕を持ってお越しいただけますとさいわいです。




◎ butterfly effect(バタフライ エフェクト)

2010年7月、nao の呼びかけにより結成。

西アフリカの民族打楽器“ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)”と“ドゥンドゥン”による、現地トラディショナル楽曲をベースとした演奏活動を行う。

結成当時からジェンベユニットでは珍しい女性を中心とした編成。西アフリカで受け継がれ、生活に根付いた躍動感あふれるリズムをベースに、女性ならではの優雅さ、華やかさ、妖艶さ、そして、日本人ならではの美意識…等々を織り交ぜた独自の表現を目指す。

2010年8月、市川アルマナックハウスでデビューライヴを行い、以降月に1~2回のペースで、都内、千葉県などで定期的にライヴを行っている。

他、イベントサポート、セッションへの参加も行う。



◎ "butterfly effect" の意味

「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。」

「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」――カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能、ということの詩的表現。



◎ 動画など...

[MySpace]:
http://www.myspace.com/bluescat7

[YouTube]:
http://www.youtube.com/user/bluescat7 ★6/10 のライヴ動画アップしました!



◎ mixi コミュニティ、はじめました!

[butterfly effect コミュニティ]:
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5218299

★2011年8月のライヴ予定トピックアップしました!
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=63301939&comm_id=5218299



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2011年5月28日土曜日

I LOVE ME / ずっとウソだった

 なんとなくふっと思い出したのですが。

 シンガーの斉藤和義さんの作品で『I LOVE ME』(正式表記は『I (ハートマーク) ME』)というアルバムがあります。四年前くらいの作品だったでしょうか。

 よくよく考えてみると、結構すごいタイトルだなあ、と思って、個人的に(失礼ながら)ウケてしまって。友人(というかその時付き合っていた人)に、

「アイ・ラヴ・ミーって、すごいよね~」なんて、おちゃらけて云ったところ、その人も笑っていましたが、ちょっと真面目な貌(かお)で、

「まあ、音楽やってるやつなんて、大概(たいがい)みんなアイ・ラヴ・ミーだけどな」

 なんて云っていたものでした。

 その時は、ふうん、そうなんだあ、くらいに思っただけでしたが。



 その人も音楽をやっている人でした。

 どちらかというと、I LOVE THEM, I LOVE ALL な人で、非常に人当たりがよく、LOVE & PEACE な雰囲気をもっていたので、みんなの人気者でした。

 けれども、やはり、音楽をやっている人、ギターの弾き語りというミニマルな手段で世の中に向かって自己を表現している人ですから、やはり、I LOVE ME な部分が人一倍あったのかもしれません。

 音楽が好きで、じぶんが好きで、じぶんの歌が好きで、じぶんの歌を聴いてもらいたくて。

 でも、I LOVE ME というのは、はずかしくて。

 もしかすると、そんな照れ隠しに、おれはロックだ、ロックが好きなんだ!と云っていたけれど、本当は I LOVE ME と叫んでみたかったのかも。それをあっさりと云ってのける斉藤和義さんのことをほんの少しうらやましいと思ったのかも、などと想像したりしました。





 その当時、斉藤和義さんに関わるお仕事をさせていただいたことがありました。といっても、アルバムのプロモーションのお手伝いをさせていただいただけで、実際に斉藤和義さんにお会いしたりとかはなかったです。

 斉藤和義さんは、スタッフの皆さんから「和義さん」と名前で呼ばれ(あるいは「せっちゃん」という愛称で呼ばれ)、慕われているという印象を持ちました。きっと、非常にいい関係を築きながら、いい環境で音楽活動されているのだろう、と。

 その前後から、「ウェディング・ソング」、「やぁ無情」、「おつかれさまの国」、「ずっと好きだった」、などのヒット曲を立て続けにリリースしていたことでも、それは分かりました。

 1994年の「歩いて帰ろう」のヒット以降、(一部の人たちからは支持されていたものの)第一線からは遠のいているという印象がありましたが、ここ数年はCMタイアップなども多く、一部のファンや音楽好きだけでなく、広く世の中にアピールできるアーティストとして還り咲いたのだな、と思っていました。




 震災から一ヶ月が経とうとしていた、四月のある日。ネットのニュースで、斉藤和義さんのヒット曲「ずっと好きだった」の替え歌の「ずっとウソだった」という曲が動画サイトで話題になっているということを知りました。

 ご本人による歌唱とのことで。

 原発の安全性を謳い続けていた政府や電力会社への痛烈な批判の歌でした。




 音楽業界の末端にいる私でも、それがどんなに危険な行為か、分かります。原発批判をすれば、非常に多くの敵をつくることになります。CMタイアップから外されたり、テレビ出演をキャンセルされたり、コンサートホールを貸してもらえなくなったり、最悪、レコード会社から干されることだってありえます。ミュージシャンにとって致命的な状況に陥る危険性があることは目に見えています。

 それでも、「ずっとウソだった」と歌ったのはなぜなのでしょう? 動画サイトへアップしたのはなぜなのでしょう?




 I LOVE ME な人、じぶん大好きな人、じぶんかわいい人であれば、そんな危険を冒さなくても良いのに。

 それでも歌わずにはいられなかったのは、やっぱり、本当に、正真正銘の I LOVE ME だからこそなのかな、と思いました。



 痛烈な批判ソング、として話題になっていましたが、何よりも伝えたかったのは、「ずっとウソをつかれていたこと」に対する怒り、そして、「騙されていたんだ」という、半ばあきらめの気持ちだったのではないかと思うのです。

 "大好きな" じぶんと、じぶんが愛する人、じぶんを取り囲む人たち、環境を脅かそうとする存在を摘発すること、隠ぺいされてきた事実を指摘すること、それがじぶんなりの I LOVE ME であり、ミュージシャンとしてのじぶんがなすべきことだと思ったのではないか、と。

 危険を冒してでも歌わずにはいられない、じぶんが歌わなくてはいけない、と。



 アルバムタイトルに I LOVE ME とつけられちゃう人。危険を冒しても「ずっとウソだったんだぜ!」と歌っちゃえる人。

 じぶんも思っているけれど云えないようなことを云えちゃう人。代弁してくれる人。

 もしかすると、そこが斉藤和義さんの魅力であり、スタッフやファンから慕われる秘密なのでしょうか。

 皆、それぞれ、I LOVE ME で。原発反対派も、推進派も、みんな I LOVE ME で。守りたい領域、守るべき聖域があって。日々のいろんなニュースにもまれながら、それぞれの生活があって。

 

 "愛するじぶんの為に" 体を張ってでもやるべきことについて考えながら、"和義さん" の歌を聴いてみようかな、なんて。

 そんなことを思った、春のある日でした。















●ジェンベユニット "butterfly effect" のライヴ情報:


 わたくしが参加しているジェンベ ユニット "butterfly effect" のライヴ情報をお知らせいたします。


★[butterfly effect コミュニティ]:
 2011年6, 7月のライヴ予定
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62585783&comm_id=5218299

★4/16 のライヴ動画アップしました!
 http://www.youtube.com/user/bluescat7

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■2011.6.10 Fri. 19:00~ @ Live Cafe 弁天, 新中野

 『Quartz~気~』

 <出演>
 三宝会
 butterfly effect

 OPEN: 19:00
 START: 19:30
 CHARGE: \2,000 + 1D

 わたくしたちの出番は19:45~の予定

 新中野「弁天」
 中野区本町4-39-7 TNビルB1F
 TEL:03-5340-8270
 http://www.benten55.com/top.htm




■2011.7.2 Sat. @ アルマナックハウス, 市川

 <出演>
 ヤマザキヤマト
 CERCLE
 butterfly effect
 他

 この日は特別企画で、4組中3組が打楽器ユニットというタイコ祭りです。
 打楽器好きのかた、ご興味あるかた、ぜひに~。

 ・ヤマザキヤマト … パーカッション奏者。独自の世界観を持つ太鼓の"叩き語り"。
 ・CERCLE … ジェンベ + 津軽三味線という異なる国の民族楽器による、アツい演奏。

 OPEN: 18:30
 START: 19:30
 CHARGE: \1,200

 〒272-0035
 千葉県市川市新田5-5-27田中ビル2F
 TEL:047-323-7271
 http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/



※時間はあくまで予定です。
 余裕を持ってお越しいただけますとさいわいです。




◎ butterfly effect(バタフライ エフェクト)

2010年7月、nao の呼びかけにより結成。

西アフリカの民族打楽器“ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)”と“ドゥンドゥン”による、現地トラディショナル楽曲をベースとした演奏活動を行う。

結成当時からジェンベユニットでは珍しい女性を中心とした編成。西アフリカで受け継がれ、生活に根付いた躍動感あふれるリズムをベースに、女性ならではの優雅さ、華やかさ、妖艶さ、そして、日本人ならではの美意識…等々を織り交ぜた独自の表現を目指す。

2010年8月、市川アルマナックハウスでデビューライヴを行い、以降月に1~2回のペースで、都内、千葉県などで定期的にライヴを行っている。

他、イベントサポート、セッションへの参加も行う。



◎ "butterfly effect" の意味

「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。」

「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」――カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能、ということの詩的表現。



◎ 動画など...

[MySpace]:
http://www.myspace.com/bluescat7

[YouTube]:
http://www.youtube.com/user/bluescat7 ★4/16 のライヴ動画アップしました!



◎ mixi コミュニティ、つくりました!

[butterfly effect コミュニティ]:
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5218299

★2011年6, 7月のライヴ予定トピックアップしました!
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62585783&comm_id=5218299

2011年4月17日日曜日

People Come, People Go / ゆく河の流れ

  "ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
  淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。"


 鴨長明(かものちょうめい、かものながあきら)による『方丈記』の、書き出しの一文です。

 流れる河の水が二度と戻らない、常に同じものはこの世には無い、それは「無常」という仏教の言葉と重ね合わせることができるのではないか? ――そんな思いから、この冒頭の文章を書き始めたのではないかと解釈されているようです。

 今回の震災で、さまざまな考え、思想、意見、叫び、呟き、……を見聞きしました。あれ以来、いろんな情報があふれすぎて、自分が流されてしまいそうな、押しつぶされてしまいそうな、そんな不安もあって、なるべくメディアの情報を遮断するようにしていて、そんな中で、ふと、友人から、

「まるで『方丈記』のようだね」

 と言われ、高校生の時の古典の時間以来でしょうか、読み返してみました。

 鎌倉時代、1212年ころに執筆されたというこの作品、かの有名な書き出しで始まり、移り行くもののはかなさを語った後、同時代の災厄についての記述が続き、後半は自らの草庵での生活が語られます。さらに末尾では草庵の生活に愛着を抱くことさえも悟りへの妨げとして否定しています。(Wikipedia 参考)

 短く簡潔な文章ながら、自らが体験した四大災厄についての描写は、まさに今回の震災を思い起こさせるような内容で、何度も読み返してしまいました。

 四大災厄、すなわち、『安元三年(1177年)の都の火災』、『治承四年(1180年)に同じく都で発生した竜巻(およびその直後の福原京遷都)』、『養和年間(1181年~1182年)の飢饉』、さらに『元暦二年(1185年)に都を襲った大地震』を指します。

 ぜひ原文および現代語訳でお読みいただきたいのですが、要約としまして、以下 Wikipedia より転載。



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[安元の火災]

安元三年(1177)四月二十八日午後八時頃、都の東南(現在のJR京都駅付近か)で、舞人の宿屋の火の不始末が原因で出火した。火はまたたく間に都の西北に向かって燃え広がり、朱雀門・大極殿・大学寮・民部省などが一夜のうちに灰燼に帰した。公卿の邸宅だけでも十六軒、一般家屋に至っては都の三分の一が焼失した。死者は数十人(『平家物語』の記述では数百人)であった。


[治承の竜巻]

治承四年(1180)四月、中御門大路と東京極大路の交差点付近(現在の京都市上京区松蔭町、京都市歴史資料館の辺りか)で大きな竜巻(長明は「辻風」と記述)が発生した。風は周囲にあるものをあっという間に飲み込み、家財道具や檜皮、葺板などが、あたかも冬の木の葉のように宙を舞った。風の通ったあとには、ぺしゃんこに潰れたり、桁や柱だけになった家が残された。竜巻は市街地を南南西に向かって走り抜け、現在の東本願寺の手前辺りで消滅したものと思われる。


[養和の飢饉]

養和年間(1181-1182)2年間にわたって飢饉(養和の飢饉)があり、多くの死者が出た。旱魃、大風、洪水が続いて作物が実らず、朝廷は様々な加持祈祷を試みたが甲斐なく、諸物価は高騰し、さらに翌年には疫病が人々を襲った。仁和寺の隆暁法印が無数の餓死者が出たことを悲しみ、行き交うごとに死者の額に「阿」の字を書いて結縁し、その数を数えたところ、養和二年四月・五月の左京だけで、四万二千三百余に達したという。なお、この飢饉は福原遷都や、源頼朝・源義仲をはじめとする各地での武力蜂起とその追討の影響によって拡大した面があるが、方丈記にはその点は触れられていない。


[元暦の地震]

元暦二年(1185年)七月九日、大きな地震が都を襲った(文治京都地震、地震の年表#日本参照)。山は崩れ海は傾き、土は裂けて岩は谷底に転げ落ちた。余震は三ヶ月にもわたって続いたという。

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 元暦の地震は、推定でマグニチュード7.4ほどの規模であったといわれているそうです。

 800年以上も前から、いえ、それよりもずっとむかしむかしから、本当に日本というのは地震と、台風と、もろもろの天災の多い国なのだということが分かる描写です。

 自然とたたかってきた、というより、自然とともに共存し、時に自然に打ちのめされ、それでも負けずに立ち上がってきた日本人。

 今歩いていたかと思えば、いきなり倒れてしまう。朝には存在していたものが、夕には姿を失う。一瞬として同じ形でとどまるものなどない。度重なる災害からそんな無常観を、無意識のうちに持ちながらも、不屈の魂で乗り越えてきたからこそ、いまこうして、ここに、私(たち)がいるのでないか。と考えるのです。

 被災されたかたがたの為に、傷ついた人たちの為に、私(たち)は、何ができるのか?

 思うに、一人で何億円も寄付することはできなくても、ボランティア活動に参加することはできなくても。自分の人生を一生懸命、生きること、それが私(たち)にできることなのかなと思うのです。はかなく未来を奪われてしまった人たちの分、今日を、明日を、一生懸命、生きていくこと。そうして、いつか遠い未来、2011年に大地震があって……と語られたとき、不撓不屈の魂で乗り越えたのだと、伝えられたらいいなと思うのです。










 BGM:
 Barry McGuire - 'Eve of Destruction'

 P.F. スローン作、バリー・マクガイアによるプロテスト・ソング。
 邦題は「明日なき世界」。
 RCサクセションが『カバーズ』でカバーしていたり、Johnny Thunders がカバーしていたりしますね。