ええっと、ライウ゛告知をしようかなと思ったのですが、それだけを書くのもなんなので、なんとなく、思い出したことを。
好きな小説、というか、好きな世界観、保坂和志の『プレーンソング』。
世の中に出たのはいつくらいでしたっけ?
わたくし、昔から流行りものに疎くて、この作品を読んだのは、世に出てから大分たってからだったように思います。
おおよそ、ストーリーというものはなくて、なんとなく読んでいるうちに話が終わってしまう作品。
創作ノートによると、
「自分の気持ちのネガティヴな動きを一掃するような、不幸や不安の予感のかけらもないような小説を書こうと考えた。 」
とありますね。
「「不幸や不安の予感のかけらもないような小説」というのが“文学”と認められるかどうか、私は本当にまったくわからなかったけれど、私はそういう小説を書く強い義務感のようなものを感じた。」
実際の生活の中には、不幸も不安も、不平も不満も、憤りや悲しみや、その他もろもろのいろんな出来事や感情が渦巻いているけれども、せめて小説の中でだけは、とでもいうかのように、無為とも思えるような、夢のような、“なにごともない日常”が流れている、というのが、とても新鮮でしたっけ。
SNS上とか、音楽活動の上で自分が目指している、というのしょうか、スタンスとしてありたいのは、そこかもしれません。
“変わらない自分”というのですかね、“なにごとかに影響される自分”ではなく“影響されない自分”。むしろ“影響を与える”者でありたいとさえ思うと言ったら、少し驕り高ぶっていると感じられますかね。。
まあ、ブレない自分でありたい、という願いがあるようです。
と、あまり、まとまりありませんが、そんなわたくしの活動予定を最後に書かせていただき、このへんで。。
「『プレーンソング』には、神の恩寵が満ち満ちている。神の恩寵がなくてどうしてあんなちんたらちんたらした日々を送ることができるだろうか。しかし同時に、登場人物の全員は「義務感」によって生きている(「義務感」は「神の恩寵」にとても近いところにある)。世間や社会に対する「義務感」ではなくて世界に対する「義務感」だ。私はそういう人間のことだけが好きだから、自分の好きになれる人間ばかりを登場させたら、知らず知らずのうちに全員が世界に対して強い「義務感」を持っている人間になってしまった――」
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◎ジェンベ ユニット "butterfly effect" ライヴ予定
●2011.12.4(Sun) @ SUNDALAND CAFE, 渋谷
http://www.sundalandcafe.com/
『東京グルーヴィ Vol.2』
■Time:16:30~21:30
■Chage:1,000YEN(1Drink&1Snack)
■Guest DJ
ryota kojima
■Resident DJ
OhYa
DJくま
まぐわいあ
■Guest Live
コイワズライ
butterfly effect
セレンディピティ
出番は18:35くらい~です!
●2011.12.16(Fri) @ 弁天, 新中野
http://www.benten55.com/top.htm
『アコースティックナイト弁天』
<出演>
鈴木理一朗
butterfly effect
及原ムメイ
OPEN: 19:00
START: 19:45
出番は、20:40~くらい
◎わたくし個人のライヴ参加は...
●2011.12.7(Wed) @ La mama, 渋谷
http://lamama.net/
"不思議軍+軍楽隊" に軍楽隊としてパーカッション(ジェンベ)で参加!
他、詳細は、
http://fushigigun.com/
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◎ 動画など...
[YouTube]:
★10/29, 11/19 のライヴ映像アップしました!
http://www.youtube.com/user/bluescat7
◎ butterfly effect(バタフライ エフェクト)
2010年7月、nao の呼びかけにより結成。
西アフリカの民族打楽器“ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)”と“ドゥンドゥン”による、現地トラディショナル楽曲をベースとした演奏活動を行う。
結成当時からジェンベユニットでは珍しい女性を中心とした編成。西アフリカで受け継がれ、生活に根付いた躍動感あふれるリズムをベースに、女性ならではの優雅さ、華やかさ、妖艶さ、そして、日本人ならではの美意識…等々を織り交ぜた独自の表現を目指す。
2010年8月、市川アルマナックハウスでデビューライヴを行い、以降月に1~2回のペースで、都内、千葉県などで定期的にライヴを行っている。
他、イベントサポート、セッションへの参加も行う。
◎ "butterfly effect" の意味
「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。」
「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」――カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能、ということの詩的表現。
◎ butterfly effect コミュニティ
2011年11, 12月のライヴ予定
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=66112250&comment_count=0&comm_id=5218299
◎ Facebook ページ、はじめました!
http://www.facebook.com/home.php#!/pages/butterfly-effect/231828840166876
※わたくしの個人的な Facebook ページは、
http://facebook.com/nao.cato
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