2010年10月22日金曜日

Force and Resistance

 先日、10/17(日)、渋谷のクラブイベントにて、バンド仲間とパーカッションのライヴを行いました。

 イベント自体も、ライヴも、あまりにも楽しすぎて、ついハシャギすぎてしまい、翌々日筋肉痛になってしまいました。。

 ちなみに、筋肉痛になるのが遅い=運動不足 or 加齢の為、的なことが良く言われますが、Wikipedia によると、あまり関係ないらしい? です。(そういうことにしておいてください!)

 ともあれ。音楽の力ってすごいですね。

 音楽とダンス、お酒であふれていたあの空間。あの場にいて、楽しんでいない人なんて誰ひとりいなかったんじゃないか、というくらい、アットホームな雰囲気に包まれていました。

 あまりにも満足すぎて、イベント終了後、帰宅し、すぐに寝てしまいました。。

 以前、甲本ヒロトさんがおっしゃられていましたねえ。

「ライヴの後に打ち上げはしますか?」と問われて、

「ライヴはパーティーだ。パーティーの後にパーティーはしない」

 と。

 かっこいいですね。。

 わたくし(たち)、そんなかっこいいものでもありませんが、まさにその通り、という感じです。

 パーティーの後にパーティーはいらない。なんて。

 すてきなパーティーに参加できたこと、また、見に来てくださったかたに心より感謝申し上げます。


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 が。。わたくし、失敗してしまいました。。演奏もですが、それ以前に。。

 興覚めですみません。。

 何か、と言いますと、リハーサル時、ハリキリすぎて、思いっきり太鼓さんを叩いてしまい、手を痛めてしまったのです。。

 本番でさらにムキになってしまい、大変なことになってしまいました。

 添付の写真をご覧ください。。ひどいものです。。本当に何をやっているんでしょうか。。。

 (あ、ちなみに、写真は翌日に撮ったものです。今は大分良くなりました)

 楽器というのは正直ですね。

 大きな音を出そうと、力任せに演奏すれば、それが自分に返ってくるようです。無理強いを迫れば迫るほど、拒絶され、反抗され、自分の意思とは違った音で返されるものなのかもしれません。

 楽器と対話して、どうすればいい音が出るのか、どうすれば自分の思うような音が出るのかを探っていくのがいいんですかね。

 歌も、そうですよね。無理をしていきなりガナリ声を出せば、喉を痛めてしまいます。自分の身体に聴きながらうたうのが良いような気がします。



 ちなみに、友人でコーヒーを淹れるのが上手な人がいますが、豆に話しかけるそうです。「おいしくなあれ」と。そういいながら淹れると本当においしくなるんですって。でも、みなさまは真似しない方がよろしいでしょう。心の中で、そっと語りかけるくらいで。

 料理ってそういうところがありますね。怒りながら作った料理は、なんとなくおいしくなさそうな気がします。大根おろしをする時、怒りながらすると辛くなる……という説がありますが、本当だそうですよ。怒っているときにすると、すり方が荒くなる為に辛味成分が出やすくなるとか。ゆっくり、丁寧にすると辛味成分が出にくく、まろやかな味になるそうです。というわけで、辛いのが好きな方は、怒りながらすってみてください(笑)。



 人間関係もそうですかねえ。無理を押し付ければ、軋轢が生まれ、ギクシャクしてしまいます。

 あなたは、パートナーや友人、家族に、なにか無理強いしていないですか? 無理を迫れば、思わぬしっぺ返しが待っているかもしれません。

 猫などは分かりやすですね。嫌がっているのを無理に抱こうとすると、噛みつかれますから。

 え? そういうわたくしですか? ――はい、気をつけたいと思います。










“リハーサル? マラソンにリハーサルはないよ。常にトレーニングはするけれど”――とあるマラソンランナー


 BGM: Muse -‘Resistance’

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