先日、9/21(月)、高円寺ペンギンハウスにて、知人?、友人?の西山正規のライヴを観ました。パーカッションのかたとの二人編成で、タイトでソリッドな演奏を聴かせてくれました。
(『タイトでソリッドな』w なんだか、ヘタな音楽評論家みたいな表現ですね)
無駄のない演奏、ほどよい緊迫感がある、というような意味なんですけど。
そんな演奏と、笑っちゃうような MC とのギャップが緩急をつけてくれて。
ほとばしる汗と唾液に(?!)まみれながら、あっという間にライヴは終わりました。
空気があたたかくほぐれたところで、続く対バンのかたがたの演奏もとても楽しく、和やかな雰囲気で、踊り出す人も続出でした。はい、もちろん、わたくしも踊ってしまいました。
ロックで踊れるってサイコー! シアワセー!! と心から感じる瞬間でございました。
ライヴに出演されていた皆さん、そして、踊りに興じていた皆さんに共通して感じるのは、ほんとうに、音楽が、ロックが、大好きなんだなということです。
音楽を愛する。――音楽が嫌いな人なんていない? そうかもしれません。けれど、それを表現できる人というのは、もしかすると、限られているのかもしれません。
~~~
ロックを愛する表現者、といえば。約二年半前、忌野清志郎さんのライヴを観ました。癌で他界される前の復活ライヴです。ここでそのライヴについて語ると長くなるので。。あえて語りませんが。。
「バンドに帰って来られて、なによりもうれしい!」
そう語る姿に心を打たれました。涙が、止まりませんでした。
(いまにして思えば)いのちを削るようなパフォーマンスだったのかもしれません。それでも音楽を、ロックを、彼を愛するファンの為に、そしてじぶんの為にステージに立つ。
そんなライヴを体験できたというのは、きっと音楽が巡り合わせてくれたのかな。。なんて思ったりします。ロックが好きで本当に良かった、と思った次第です。
~~~
さて。いのちを削る、といえば。
ニホンミツバチの天敵撃退法の話を知っていますか?
ニホンミツバチは、天敵であるスズメバチが襲ってくると、まず集団でスズメバチを取り囲むそうです。取り囲まれたスズメバチの周囲の温度はやがて46°C以上にまで達するとか。スズメバチの致死温度は約48°C。ニホンミツバチの致死温度は約50°C。このわずかな温度差を利用して、天敵を熱殺してしまうのです。
ギリギリの、いのちを削る攻撃。わずか 2°Cにかける闘い。
~~~
わたくし、さいきん、みずから楽器を奏でて演奏するようになりましたが。限界点 -2°C、とまではいかなくても(ちょいとオーバーですねw)、アツーい演奏ができるようになるといいなあ、と思う。秋の夜長でございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿