2010年12月24日金曜日

Someday at Christmas

 年の瀬でございますね。

 さて、クリスマス・イヴですが。

 クリスマスといえば、わたくし、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』(という小説)が大好きでございます。。この時期になると、時々読み返したくなる小説でございます。。去年だか一昨年前だか、ディズニー版の映画も観に行ってしまいました。。たしか、六本木の映画館だったのですけれど、一番前の座席しか空いていなくて。3D 映画でございましたが、あまり 3D感 のない 3D映像を堪能いたしました。。ちなみに、ジム・キャリーさんがスクルージ役でして、わたくし的にはぴったりだと思いました。。


 さて。

 せっかくなので、わたくしの好きなクリスマス・アルバム、クリスマス・ソングなど、ご紹介してみようかなと思います。ウキウキするようなクリスマス・ソングだったり、しっとり聴きたいクリスマス・アルバムだったり。。? クリスマス気分を盛り上げる手伝いになれば、幸いです。



■ The Phil Spector Christmas Album(フィル・スペクターズ・クリスマス・アルバム)

1. White Christmas - Darlene Love
2. Frosty The Snowman - Ronettes
3. The Bells Of St. Mary - Bob B. Soxx And The Blue Jeans
4. Santa Claus Is Coming To Town - Crystals
5. Sleigh Ride - Ronettes
6. Marshmallow World - Darlene Love
7. I Saw Mommy Kissing Santa Claus - Ronettes
8. Rudolph The Red-Nosed Reindeer - Crystals
9. Winter Wonderland - Darlene Love
10. Parade Of The Wooden Soldiers - Crystals
11. Christmas (Baby Please Come Home) - Darlene Love
12. Here Comes Santa Claus - Bob B. Soxx And The Blue Jeans
13. Silent Night - Phil Spector And Artists


[http://www.youtube.com/watch?v=37v0CE-pXss:movie]

 はい、定番中の定番、フィル・スペクターさんのクリスマス・アルバムでございます。個人的には、これなくしてクリスマス・アルバム特集はありえない、というくらい欠かせないアルバムです。

 フィル・スペクターさんが生み出したウォール・オブ・サウンド(音の壁)と言われる、もこっとして、キラキラしたサウンドが、クリスマスにぴったり、だと思うのですが、いかがでしょう?

 ガールズ・ポップ・グループによるちょっぴりせつない歌唱が胸キュン(笑)な気持ちを高めてくれます。



■ Jackson 5 / Christmas Album(ジャクソン・ファイヴ / クリスマス・アルバム)

1. Have Yourself A Merry Little Christmas
2. Santa Claus Is Comin' To Town
3. The Christmas Song
4. Up On The House Top
5. Frosty The Snowman
6. The Little Drummer Boy
7. Rudolph The Red-Nosed Reindeer
8. Christmas Won't Be The Same This Year
9. Give Love On Christmas Day
10. Someday At Christmas
11. I Saw Mommy Kissing Santa Claus


[http://www.youtube.com/watch?v=gmUW2pVAopc:movie]


 こちらも定番でしょうかね。

 Motown の多くのアーティストがクリスマス・ソングを歌っていて、コンピレーション盤もいろいろ出ていますが。やはり、ここは、Jackson 5 でしょうか。

 一番好きなのは、M-2.「Santa Claus Is Comin' To Town」でしょうか。このころの Michael は、かわいかったですね。。(いえ、あの、その、「このころ」を強調するつもりはないのですが。。)

 M-11.「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」(邦題:ママがサンタにキッスした)は、幼い Michael の驚異的な歌のうまさに涙が出そうになります。。それにしても、かわいらしい曲ですよね。サンタに扮したパパに、ママがチュ~しているところを見てしまう、という。。幸福な家庭の光景が目に浮かびますね。とてもほほえましいです。



■ The Brian Setzer Orchestra / Boogie Woogie Christmas(ブライアン・セッツァー・オーケストラ / ブギ・ウギ・クリスマス)

1. Jingle Bells
2. Boogie Woogie Santa Claus
3. Winter Wonderland
4. Blue Christmas
5. Santa Claus is Back in Town
6. Baby It's Cold Outside
7. The Nutcracker Suite
8. The Man with the Bag
9. Sleigh Ride
10. Run Rudolph Run
11. Cactus Christmas
12. So They Say It's Christmas
13. O Holy Night
14. The Amens


[http://www.youtube.com/watch?v=DUyQdolNop0:movie]


 いちおう、ロック DJ を自ら名乗ったりしているので、ロッキンなクリスマス・アルバムを。。Brian Setzer Orchestra のクリスマス・アルバムでございます。スタンダード曲のカバーに、オリジナル曲が1曲が収録されています。

 B.S.O. はジャズのスタンダードとしても有名な「In The Mood」なんかもロッキンかつスウィンギンにカバーしていて、クリスマス・ソングもいいんじゃないかな~と思っていたら、やっぱりやってくれた、という感じです。

 とにかく、スウィンギン! まさに boogie woogie! 踊れて、楽しいクリスマス・アルバムです。



 ほか、

■ The Beach Boys / Christmas Harmonies(ビーチ・ボーイズ / クリスマス・ハーモニー)

 も聴きたくなります。わたくし、ビーチ・ボーイズを真冬に聴くのが好きなのです(真夏に聴くのも大好きですが。。)。胸がキュッとなるような、せつない気持ちになります。。



 あと、変わったところでは、

■ Bob Dylan / Christmas in the Heart(ボブ・ディラン / クリスマス・イン・ザ・ハート)

 ですかね。ボブ・ディランさんが2009年に発表したクリスマス・アルバムでございます。40年越のキャリアの中で、初のクリスマス・アルバムでした。奇をてらうことなく、定番のスタンダード曲を、あたたかみのあるアメリカン・ルーツ・ミュージック的アレンジでカバーしております。



 しっとり聴くなら、アル・ジャロウやヘイリー・ロレンのクリスマス・アルバムもいいですね。

 女性が多いシーンだったら、シカゴやカーペンターズのクリスマス・アルバムをかけましょうか。Beegie Adair(ビージー・アデール)というジャズのピアニストの『My Piano Christmas』も、いいですね。コロコロしたピアノの音色が心地よいです。

 オシャレなカフェなどで曲をかけるなら、333DISCS というレーベルから出たクリスマス・コンピをかけますかね。


■ Christmas Songs
 
1 原田知世 Frosty the Snowman
2 細野晴臣 Rudolph the Red-Nosed Reindeer [赤鼻のトナカイ]
3 高橋幸宏 White Christmas
4 トクマルシューゴ Christmas Eve ~ We Wish You a Merry Christmas
5 ショーン・オヘイガン (ハイラマズ) Kabon's Christmas
6 コトリンゴ Sleigh Ride [そりすべり]
7 naomi & goro God Rest Ye Merry Gentlemen
8 嶺川貴子 Listen, The Snow Is Falling
9 伊藤ゴロー Snow
10 Arthur Jeffes (The Penguin Cafe) Finland
11 坂本龍一 Merry Christmas Mr.Lawrence re-modeled by Goro Ito

http://333discs.jp/disc=1098


 個人的には、M-4. トクマルシューゴ「Christmas Eve」 が、なぜかのサーフ・ロック風アレンジで好きでございます。M-5. ショーン・オヘイガン (ハイラマズ)「Kabon's Christmas」も、音響系のフワフワした感じが好きですね。また、教授さんの「戦メリ」で終わるあたりが、OL 泣いちゃうよ。。という感じでしょうかね??

 まあ、とはいえ、オシャレなところで DJ をする機会には恵まれないのですが。。(笑)



 そして、クリスマス・ソングということですと、日記タイトルにもした、Stevie Wonder の「Someday at Christmas」が大好きです。

 いつかのクリスマス、男はもはや少年ではいられなくなる…という印象的な出だしで、世界の平和を祈り、貧富の差のない社会を願うという内容です。

 あとは、The Supremes の「My Favorite Things」や Paul McCartney さんの「Wonderful Christmastime」ですかね。いえ、もちろん、John Lennon さんの「Happy Xmas (War Is Over)」も好きなのですけれど。定番すぎて、「Happy Xmas」はあまりかけなくなりました。でも、やっぱり聴きたくなって、かけちゃうんですけどね。(どっちじゃ?)


 また、クリスマス・ソングではないのですけれど、この時期よくかけるのが、


■ The Clash / Hitsville U.K. (クラッシュ / ヒッツヴィル・UK)


[http://www.youtube.com/watch?v=opFyTAA0DiI:movie]


 クラッシュの4枚目のアルバム、『Sandinista!(サンディニスタ!)』収録の楽曲です。なぜか、好きなのですよね。もこっとしたサウンドに、フィーチャーされた女性ボーカリストの少年のような声の響きが、夢を見ているような不思議な感覚にさせる楽曲です。



■ Blur / Tender (ブラー / テンダー)


[http://www.youtube.com/watch?v=WNy0ZRLrtis:movie]


 ブラーのアルバム『13(サーティーン)』に収録されている楽曲です。ゴスペル調の分厚いコーラスが印象的で、荘厳な気持ちにさせてくれます。

 クリスマスのこの時期の夜更けに、そっと聴きたくなります...。



■ Cyndi Lauper / What's Going on(シンディ・ローパー / ワッツ・ゴーイング・オン)


[http://www.youtube.com/watch?v=2hzxxoVCobQ:movie]


 ご存知、Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)さんの楽曲ですが、シンディ・ローパーさんのカバー・バージョンでございます。2003年発表のベストアルバムに収録されておりました。オリジナルも大好きなのですが、この時期になると、なぜかこのバージョンが聴きたくなります。。男声と女声の違いなのでしょうか。。マーヴィン・ゲイさんの太く力強い歌声のほうは、普段のなにげない日常に聴きたく、シンディ・ローパーさんのハイトーンで、涙腺を刺激するような(まるで幼い少女が泣き叫んでいるような)歌声のほうは、特別な時に聴きたくなる、ということなのかもしれません。もちろん、どちらが良いとか悪いということはありませんし、気分によって、真逆になることもありますが。。

 ちなみに、シンディ・ローパーさんといえば、2008年に、The Hives とのコラボレイション楽曲を期間限定で無料配信していましたね。
 (現在は、iTunes などでダウンロード購入できるようです)

■ The Hives & Cyndi Lauper / A Christmas Duel

 スウェーデン出身のガレージロック/オルタナティヴ バンドの The Hives によるオールドタイム風アレンジの演奏と、シンディさんのエモーショナルな歌唱。意外な組み合わせかと思いきや、なかなかすてきにマッチして、良い、です。クリスマスならではの取り合わせといったところでしょうか。





 などなど。いろいろご紹介してみましたが。なにか、お気に召すものがありましたでしょうか?

 ではでは。



 I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year!!

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