お寒うございますね。
さて。
先日、某○流の歌い手さんグループのかたがたとお会いしました。『野獣系』なんて言われていて、ワイルドさを売りにしているグループのようです。どんな人たちなのだろう? コワい人たちだったらどうぢよう。。と思っていましたが。。
たしかにファッションや雰囲気はワイルドではありました。が、全然、野獣という感じではなかったです。とてもジェントルでソフトな印象を受けました。仕事(プロモーション)でお会いしたのですけれど、笑顔で自己紹介するさまは、人懐っこい感じもあり、(おそらく)憶えたてであろう日本語をしゃべるさまは、一生懸命さもあり。。
じぶんのなかにワイルドさを持つ(野性味を持つ)ことと、他人に対してワイルドである(粗暴である)ことは、ぜんぜん違うのだろうなあ、と思った次第でございます。
さてさて。話は変わりますが。
太鼓って、演奏している自分が感じる音と、客観的に聴く音は、異なるみたいですね?
自分としてはいい感じのつもりでいたのに、後で録音したものを聴くと、「あれ?」となることがあります。でも、この、「あれ?」が、皆さんに聴こえている音なのですよね。。
この相違、ワタクシが叩いているジェンベという楽器が、身体にぴったり添えて叩く楽器だからというのがあるのでしょうか。楽器そのものの音をダイレクトに受け取っているからなのですかね?
他の楽器でもそうなのでしょうか。電気じゃないギターとか? バイオリンとかチェロとか、弦楽器ってそうですかね。管楽器なんかも? 電気を通さない楽器ってそんな感じなのでしょうか??
歌は、そうですよね。自分で聴いている声と実際の声が違いすぎて、びっくりするという話はよく聴きますものね。
わたくしも、録音された自分の声を初めて聴いたときは愕然としました。。なんだ、このバカっぽそうな声の女は。。と。。。
ずっと、コンプレックスを持っていましたが、あきらめました。これが私の個性ということにして。。
が、パーカッションのほうは、客観的に聴いても、ココチヨイ音が出せるよう、日々努力しているところでございます。。
ところで。
先週、12/11(土)、告知していましたイベントでパーカッションを叩いてきました。
ダンスの伴奏を務めさせていただいたのですが。。
イベント終了後、とあるダンサーさんから、うれしいことに、「なおちゃんは(タイコの)音が鳴ってますね」と言っていただきました!
これ、今のわたくしにとっては、なによりもうれしい言葉でした。
ちょっと待ってよ、楽器を演奏したら、音が鳴るのは当たり前ぢゃん。と思う方もいるかもしれませんが。。
恐らくなんですけどね、ダンサーさんが伝えたかったのは、きっと、こうなのでしょう。
楽器を演奏すれば、たしかに、音は出ます。でも、“音が出る”ことと“音が鳴る”ことは、違うのでしょう。そのかたにとっては、私が演奏する音が“鳴っている”ように聴こえた、ということなのではないでしょうか。。だとしたら、こんなうれしい言葉はありません! テクニックうんぬんを褒められるよりも、うれしいことです。
まだまだ、自分的にはそんなレベルではないと思いますし、もっと上のレベルを目指してはおりますが、『いま』のわたしには、充分な言葉です。
より腕を磨いて、小手先ではない、楽器本来の音、本来、その楽器が“鳴らされたがっている”音を鳴らせられるようになりたいものです。
もし、楽器が魂を持つなら、その魂が発する声、のようなものを。。
それに触れる手を介して、楽器のボディと自分のカラダが共鳴するような音、が理想ですね。
はい、日々、精進でございます。。。
さあ、明日 12/18(土)は、アルマナックハウスさんで "butterfly effect" のライヴをやらせていただきます。
どんな音が鳴らせるか。。とても、楽しみです。
ではでは。
【クイズ】:
この中で一番、心地よく聴こえるのはどれでしょう?
(1) ソコソコの弦を張った、高級なギターを、下手な人が弾く
(2) 高級な弦を張った、ソコソコのギターを、下手な人が弾く
(3) ソコソコの弦を張った、ソコソコのギターを、名人が弾く
これ、割とよく知られた(?)クイズのようなのですが、他の楽器にも例えられますよね?
ソコソコの皮を張った、高級なタイコを...とか、ソコソコのリードをつけた、高級なサクソフォンを...とかとか。。:)
BGM: Rolling Stones -‘Can't You Hear Me Knocking?’
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"butterfly effect" ライヴ予定...
■ 2010.12.18(土) @ アルマナックハウス, 市川
http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/
■ 2011.1.16(日) @ CHAD, 池尻大橋
http://www16.ocn.ne.jp/~chad/MyPage/menu0.html
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