忘年会シーズンですね。。わたくし、今週すでに二回、来週は三回、そのまた来週も三回、年末に二回、控えております。。体調とか、ウェストのサイズとか、お肌の調子とか(笑)、いろいろ気をつけなくてはいけません。。
さて、唐突ですが。わたくし、歩くことが好きです。
会社からもよく歩いて帰っていたりなんかします。ええと、片道1時間半くらいですかね。途中の駅までですと45分。さらにもっと近い駅だと15分くらい。余裕がある時は1時間半コースで、帰宅時間が遅い時は45分コース、さらに遅い時やかなり疲れている時は15分コースなど、使い分けている感じです。
元々の動機は、健康維持のためでした。
仕事で毎日帰宅が遅く、ジムなどに通っている時間がない(一度試しましたが、続きませんでした。。何ヶ月も無駄に月会費を払ったりしましたっけ。。) & あきっぽい性格の自分が続けられること、といったら、非常に限られてしまいます。どうしたものか、と思っていた時に、何かのきっかけで、通勤時間を運動時間に充てることにしたらいいんじゃないか、と思い付いた次第です。電車に乗っても、乗換だのなんだかんだで、結局30分以上はかかりますからね。
で、これ、やってみると、意外と良いのです。
歩いている時にゆっくり考えごとをしたり。
頭の中の整理をしたり。
会社の中にいる時には思いつかなかったアイディアが浮かぶこともあります。
嫌なことはなるべくその日のうちにリセットしたいたちなのですが、歩いているうちに解消されるような気もします。心身ともにリラックスした状態になるのですかね。
あとは、じっくり音楽を聴いてみたり、DJのアイディアを膨らませたり、パーカッションの練習の予習やら復讐。。ちがう、復習をしたり。。。
と、自分にとってかなり有効かつ密度の濃い時間なのです。仕事モードのワタクシとプライベートモードのワタクシを、いい具合に切り替える為の、重要な時間となっているのかもしれません。
ちなみに、なるべく交通量の少ない道、あと、人通りが少ない道を選ぶようにしております。なにしろ考えごとをしたり、ヘッドフォンで音楽を聴いたりするので、あぶないですからね。交通安全的にも、人的にも。
その中で、お気に入りのコースがありまして。大きな墓地があるのですけれど、その脇を抜けて行くコースが、一番人通りが少なく、ショートカットできるので、気に入っていたのですが。。
去年、出合ってしまったのですよ。。ちょうど、墓地の脇を通り過ぎようとした時。。
裸で歩いている男の人に。。。
いやあ、びっくりしました。さいしょ、ジョギングしている人かな? くらいに思っていたのですが。
なんだか、ふらふら歩いている人がいるなあ。
やけに身体にぴったりした服を着ているなあ。
やけに肌色っぽい服を着ているなあ。
……つか、何も着てなかった! というわけでして。。思わず、ぎゃあ、と声を上げて元来た道へ逃げ去りました。。
しかし、落ち着いてみると、だんだん腹が立ってきました。見たくもないものを見せられたこととか、大事な切替タイムの邪魔をされたことなどに。。。
もちろん、翌日以降、いろんな人にしゃべくりたおしました。○○霊園には変な人がいる、と。
それでも不快感はぬぐえませんでしたが。ともあれ、その日以来、そのコースを避けて帰るようにしました。たとえこちらに危害を加える気配はないとしても、やはり、嫌ですし、正直、こわいです。本人にしたら、「ただ裸で歩いているだけです」という感覚なのかもしれませんが、女性にとっては、見知らぬ裸体の男がすぐそばにいる、それだけで充分な恐怖となるのです。。
そして、時は流れ……。
相変わらず、歩いているワタクシですが、つい先日、なぜかふと、ひさしぶりに墓地への道を通って帰ろうかな? という気になりました。いつもよりも早く仕事が終わったせいかもしれません。まだ早い時間だから、大丈夫だろう。そんな気がして、つい、あの墓地への道を通ってしまったのです。。
墓地にさしかかる時、「まさか、いるわけないよね」と思いながら見渡してみて、裸の人が歩いている気配はなかったので、ほっとしつつ、ちょうど、墓地の中間部にあたる交差点まで来た時、突然、現れたのです!
裸の男性が、私の横を、もの凄い速さで走り抜けていったのです。
あまりに急だったので、びっくりしすぎて(裸だったことより、突然現れたことに)、声も出ませんでしたが。。
なんとなく、の記憶ですけれど、去年会った人と同じような気がします。。
愕然としながら、墓地の道を通り抜け、家路についたわたくしでございます。。。
そして、気が付いてしまったのです。
去年出合ってしまった時は、ひょっとして、可哀相な人なのかな?と思っていました。精神的に追い詰められ、気が付いたら裸になってさまよい歩いていた人なのかと。
けれど、違うのです。
(推測ですけど)裸を見せる為に待ち伏せしていたのだ、と。裸の上にコートかなんか着て、すぐ裸を見せられるようにしておいて、格好のターゲット――ひとりで歩いている女性――が現れるのを、物陰か何かからじっと伺っていたのだ、と。
自分でも分からないうちに裸になってしまって、気が付いたらそのへんをうろついていたというような可哀相な人なんかじゃ全然なくて、見知らぬ女の人に裸を見せて、驚かせることでカイカンを得る人なのです。女性のびっくりする顔を見たり女性の叫び声を聞いて、セイテキコウフンを覚える、ヘンタイヤロウなのです。
そう考えると、ものすごく口惜しいです。
そんな人が一年以上ものうのうと、身勝手な満足を得る為に、ワイセツ行為を行っていたと知ったこともそうですが、それよりも、そんな人の思う壺な反応をしてしまった自分、しかも一度ならず二度までも。。また、可哀相がる必要のなさそうな人をかわいそうがっていた自分が、口惜しくてたまりません。。。
その帰り道は、なんとか復讐する方法はないものかと考えたりしました。。
あえてまた同じ道を一人で歩いて。。
生卵ぶつけてやりたい、とか
墨をぶっかけて、のたうち回らせたい、とか
トリモチみたいなベタベタなものにからまって身動きできなくなっているところを、勝ち誇った顔で見下ろしてやりたい、とか
縄でぐるぐる巻きにして、木からさかさまに吊り下げて、見世物にしてやりたい、とか
……いろいろ妄想してしまいました。。が、友人に話したところ、
「どれも逆によろこばせそうだから、やめた方がいいんじゃない?」
と言われました。。そうなんですか。。。
この口惜しさを晴らす為だけに、警察官になろうかな?とか一瞬考えてしまいましたよ。
墓地への道を一人で歩いて、バアっと現れたところを、現行犯で逮捕! 。。なんて。。。
まあ、ともかく、それ以来、再びその道は通らなくなりました。二度と通るまい、と心に決めたのです。
正直、口惜しいですけど、口惜しさよりも、やはり、恐怖のほうが強いのです。不快感もあります。もしまた出合って嫌な思いをするよりも、確実に出合わないで済む方向を選んだ次第でございます。。
まあ、考えようによっては、人通りの少ない暗い道を、女性が一人で歩いていたことのほうがおかしかったのかもしれません。
とある友人からは、「お願いだから歩いて帰るのはやめて」と言われているのですが。。
きっと、あの裸の人に出合わない限り、ずっと、暗い墓地への道を歩き続けていたことでしょう。。
もしかすると、レ○プ魔や殺人鬼が潜んでいたかもしれません。もっと危険な目に遭遇しなくて済んだのかもしれない、とでも考えるようにして、明日も、強く生きていきましょうか。。
ではでは。
BGM: Hall and Oates -‘Private Eyes’
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"butterfly effect" ライヴ予定...
■ 2010.12.18(土) @ アルマナックハウス, 市川
http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/
■ 2011.1.16(日) @ CHAD, 池尻大橋
http://www16.ocn.ne.jp/~chad/MyPage/menu0.html
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